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FPWOOD準不燃 国土交通大臣認定
手軽な施工で無垢材の空間造りに。

下地材に貼付けることで準不燃となる、新しい発想のハイブリッドタイプ。 無垢材としての質感はそのままに、コストや施工性にも貢献する木材です。

不燃・準不燃木材とは

無垢材に不燃の薬剤を添加することにより不燃材料として
国土交通大臣に認定されたものです。 これにより、内装制限のある空間にも無垢材で
空間構成をすることが可能になります。 不燃・準不燃木材は認定番号、メーカーにより、対応樹種、
サイズ等が異なりますので、計画に見合うものを
ご選定願い申し上げます。

BbWoodJapanの準不燃木材 FPWOOD準不燃 エフピーウッド

厚6㎜で認定取得
(規定の下地材が必要になります)

FPWOOD準不燃木材のハイブリットタイプとは

弊社製品6㎜厚の準不燃処理無垢板と準不燃材料(石膏ボード9.5㎜等)を組み合わせて準不燃認定を取得した製品です。

MERIT
  1. 1無垢材の個体差による性能誤差を
    完全カバーし、より安全になります。
  2. 2現場施工、運搬も軽減され、
    工期短縮、コストダウンにつながります。
  3. 3リフォーム工事等では、既存壁を活かして施工可能です。
    腰壁、天井には新築工事でも多く採用されております。

断面形状は3タイプ

用途に合わせた形状をお選び下さい。
A TYPE 突付け
B TYPE 目透かし
C TYPE 反りに強くモダンなハーフピッチ・表面スリット

オプションカラーにも対応
認定番号 QM-0537

COLOR ORDER

杉材は別注でカラー指定も可能です。木の香りを残す塗料だから風合いも抜群。詳しくはお問い合わせ下さい。

ハイブリッドタイプで問題解決

天然無垢材の特徴である周辺環境への順応による形状変化。 代表的なものとして、調湿作用を主とした伸縮や、反り、割れなどが上げられます。 室内周辺環境を整えるとても素晴らしい効能ですが、防火材料としては断面欠損とも判断されるため、
本来の長所が防火材料としては大きな欠点となってしまいます。

そこで考案されたのが基材(下地)に石膏ボードなどの形状の安定した無機質系の
準不燃以上の材料を取り入れたハイブリッドタイプという考え方。 天然木の良さを全面に出しながら、安全性もしっかり確保でき、
快適で安全な空間つくりに役立てられます。 FPWOODのハイブリッドタイプなら、板の反り止めや目透しといった加工や、
化粧スリットやパンチングなど、幅広いデザイン対応が可能です。

ご予算、納まりなど限りがあるのは承知しておりますが、
不燃系の木材を採用される場合は下地(基材)への配慮をされたほうがよろしいかと思います。

下地が不燃材でも、表面の木は基材同等のものでなければなりません。 表面の木も燃え難い加工が必要となりますので、御注意ください。

6mm羽目板の施工方法

  1. ①

    裏面に接着剤(推奨:ポリウレタン1液型接着剤)をイラストの様に塗布する。

  2. ②

    凸部にタッカー用ステープルを@250㎜程度で打ち込む。

    @250㎜程度 端部から50㎜以内に
  3. ③

    接着剤(推奨:ポリウレタン1液型接着剤)をステープルのピッチで塗布する。

    ステープルと
    同ピッチに
  4. ④

    次の板を接着剤が噛み合うようにセットする。

    接着による一体化
以上を繰り返してください。

ご注意

  • 保管場所
    湿度の多い場所を避け、シート・毛布などをかける、または風通しのいい所で保管して下さい。
  • 取付方法
    薬剤は酸性ですので、取付金物などはステンレス等錆難い素材をご使用ください。
  • 白華現象
    取付状況、現場の環境等により、製品表面に白い粉が発生する場合がありますが、
    品質には問題ありません。布巾等で拭き取ってください。

衝撃試験結果

ハイブリッドタイプは強度も十分

試験体名 仕様 陥没跡状況 備考
ハイブリッドタイプ 杉板厚6㎜+PB9.5㎜ 直径9㎜ 深さ0.5㎜ 実部分に影響なし
一般的な羽目板 杉板厚12㎜本実 直径19㎜ 深さ0.9㎜ 実部分崩壊
プラスターボード PB9.5㎜ 測定不能 落下球貫通
MDF 厚15㎜ 直径15㎜ 深さ0.2㎜

今回の試験結果より、ハイブリッドタイプ(杉板とプラスターボードの複合型)は複合化することにより衝撃吸収性を持つようになることから、襲撃に効率よく対応していると考えられます。一方、単体タイプの厚さ12㎜の杉材は剛性が不足で、本実部分など、厚みの薄い部分が衝撃に耐えられず、実部分が崩壊した。

以上により木の特性を活かしつつ、衝撃にも効率よく対応していると考えられるハイブリッドタイプは衝撃にも十分対応できる形状である事が確認されました。人的な衝撃だけでなく、震災時の2次災害への対策としても有効と思われます。

単体での認定品もございます 板厚10㎜から対応可能
※納期のかかる場合もございます
認定書のご請求はこちら(メールフォームへ)

製造工程

エフピーウッドの浸積工法の概要を御紹介します。

製材

3日~2週間程度

浸積工法では製材したてのグリーン材と呼ばれる水分を含んだままの素材を採用しております。 事前乾燥をしないので、エネルギーコストの削減につながります。

→ ↓

不燃処理

約10日間

薬剤と木中の水分の濃度置換作用を利用し、不燃液を木材内部に浸透させていきます。(浸漬方式)温度管理と時間管理、液管理のノウハウが活かされます。

→ ↓

養生

4~5日程度

不燃処理後、薬剤の定着、安定を促進するため、自然乾燥にて養生を行います。

↓

乾燥

約1週間~2週間

高温乾燥による不燃成分の揮発を防ぐため、低温型の乾燥システムにて素材に負担をかけずに乾燥を行います。

← ↓

加工仕上

4~5日程度

ご希望のサイズ、形状に加工仕上げを行います。不燃系の木材には不燃材が固形分となっているので、経験、改良によるノウハウが活かされています。

← ↓

出荷

ご注文後 約45日程度

御注文いただいてから、約45日程度で出荷となります。納期は在庫状況、工場の稼働状況により変動いたします。

塗装について(推奨塗料)

【推奨塗料】
・浸透系:ノンロット(三井化学産資)、オリオ2(キャピタルペイント)
・造膜系:モーエン3(キャピタルペイント)、ニューレスキューコート(大谷塗料)

・対応方法 (実例、詳細などは個別にお問い合わせ願います)
①塗装付の認定で対応可能な場合
②担当地域の建築主事のご判断による場合

COLOR ORDER

杉材は別注でカラー指定も可能です。木の香りを残す塗料だから風合いも抜群。 くわしくはお問い合わせください。

納期の目安

完全特注の場合
45日~
持込の場合
納材後30日
在庫ありの場合
3日程度~(工場の稼働状況によります)

白華現象について

現場の環境により製品表面に白い結晶が浮き出てくる場合がございます。対応方法、見解についてはメールにてお問い合わせください。 白華現象ダウンロード  
ハイブリッドタイプ以外の認定品(t10㎜~)も対応いたします。

対応可能認定一覧

認定番号 樹種 対応板厚(㎜) 塗装対応 下地の制限
QM-0537 6 準不燃以上
QM-0531 12~50 無し
QM-0505 6 準不燃以上
QM-0529 10~150 無し

お問い合わせ

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