「板厚6㎜羽目板で不燃処理していないものが欲しい・・・・」
そういった現場の声を反映した製品です。
SLIMWOODの形状、素材はFPWOOD準不燃と全く同じです。
違いは不燃処理しているかしていないかだけです
石膏ボード、べニア下地に直に貼れる無垢の羽目板です。
板厚6㎜なので、既存の壁の上から貼ってもドア枠のチリ寸法に納まったり、
設備機器、スイッチボックスとの取合いなどの現場加工も容易に行えます。
仕上がりも素材が無垢材ですので、無垢材の風合い、感触はもちろん、
調湿機能など無垢の羽目板の良さは活かされています。
「強度が心配・・・」という方のために衝撃実験も行っており、確認をしております。
衝撃試験の結果
施工方法もFPWOOD準不燃と同じですが、不燃処理をしていないので、
反りや曲りが出やすい場合もございます。
施工環境、時期、などによっては目透かしタイプのBタイプをご検討願います。
裏面に接着剤(推奨:ポリウレタン1液型接着剤)をイラストの様に塗布する。
凸部にタッカー用ステープルを@250㎜程度で打ち込む。
@250㎜程度接着剤(推奨:ポリウレタン1液型接着剤)をステープルのピッチで塗布する。
ステープルと次の板を接着剤が噛み合うようにセットする。
接着による一体化ハイブリッドタイプは強度も十分
試験体名 | 仕様 | 陥没跡状況 | 備考 |
---|---|---|---|
ハイブリッドタイプ | 杉板厚6㎜+PB9.5㎜ | 直径9㎜ 深さ0.5㎜ | 実部分に影響なし |
一般的な羽目板 | 杉板厚12㎜本実 | 直径19㎜ 深さ0.9㎜ | 実部分崩壊 |
プラスターボード | PB9.5㎜ | 測定不能 | 落下球貫通 |
MDF | 厚15㎜ | 直径15㎜ 深さ0.2㎜ |
今回の試験結果より、ハイブリッドタイプ(杉板とプラスターボードの複合型)は複合化することにより衝撃吸収性を持つようになることから、襲撃に効率よく対応していると考えられます。一方、単体タイプの厚さ12㎜の杉材は剛性が不足で、本実部分など、厚みの薄い部分が衝撃に耐えられず、実部分が崩壊した。
以上により木の特性を活かしつつ、衝撃にも効率よく対応していると考えられるハイブリッドタイプは衝撃にも十分対応できる形状である事が確認されました。人的な衝撃だけでなく、震災時の2次災害への対策としても有効と思われます。
杉材は別注でカラー指定も可能です。木の香りを残す塗料だから風合いも抜群
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